株式会社Decoo に就職して、そして退職しました

タイトル少し釣りました。

夏季インターン扱いのアルバイトとして学校が夏休みである8月の1ヶ月間、株式会社 Decooにて働いていました。

Decoo とは今年の4月1日にこのような若い世代に嬉しい採用活動を行い話題になった渋谷の IT 企業です。

きっかけ

このブログを偶然読んで頂いた Decoo の CTO が私に興味を持ってくださり、 Decoo のエンジニアを交えたお食事のお誘いという形でメールを下さりました。 当時私はアルバイトを探しており、その件についても頂いたメールの中で触れて頂けていたので、これをチャンスだと思いお食事をご一緒させていただきました。 焼肉をごちそうになりました。

そのお食事とその後のメールのやりとりの中で、私の学校が夏休みでフルタイムで勤務できる期間について夏季インターンのアルバイトとして働いてみてはどうか、というお話を頂きました。

夏休み

7月下旬に学校が夏休みを迎え、 CTO にインターンについてメールをお送りしたところトントン拍子に話が進み、8月の1ヶ月間 Decoo で働かせていただくことになりました。

入社初日

天気はあいにくの豪雨でした。

ひと通り新入社員オリエンテーションを終えると、進めていくプロジェクトについてのミーティングがあり、その場で仕事が割り振られました。 他の学生のインターン報告エントリで、インターン用に特別に用意された課題をこなしていったという話をよく目にしていたので、これには驚きました。 それと同時に、お仕事として価値のあるものを創れ、それが形になって提供されることに対して喜びを感じました。

この日のお昼に焼肉をごちそうになりました。

最終勤務日

朝から通常どおりの業務をしていました。 退勤時間が近くなると、退社についての手続きや人事の方との面談、社長への挨拶などをしました。

冬や春などのまとまった時間が取れる時にはまた連絡して欲しい、などと言われてとても幸せでした。

夜には私が配属されチームで私の送別会を開いて頂き、焼肉をごちそうになりました。

感想

とても刺激的でエクサイティングな1ヶ月間でした。

ブログを読んでいただければお分かりになると思いますが、私が得意とすることは Web 系いわゆるろくろ回し分野ですが、今回のインターンではそれとは違う分野のお仕事をさせて頂きました。 慣れないことで少し戸惑うこともありましたが、しかしそれでも遺憾なく実力を発揮出来たと自負しています。

今回痛感したことがあって、それは「1つの言語を徹底的にやりこむことの大切さ」です。 1つの言語を徹底的にやりこんでおくと、プログラミング自体への理解が深くなって、つぶしが利くようになります。 もちろん、言語による構文や予約語、プログラミングパラダイムの差異などは出てきますが、それがさほど大きな問題ではなくなるとおもいます。

チーム開発の経験が一切なかった私にとって、チームでゴールを共有して、ゴールに向かって自分の力を出す、というのはとても新鮮な体験でした。

今までひとりきりで開発をしてきて、自分の実力がどの程度なのかということをわからずに居ましたが、チームで開発をしていく中で自分の実力の程度をおよそ計り知ることもできました。 また、 CTO にはスキルは既に社会人レベルであるとの評価を頂いた他にも、事あるごとにコーディングやテストなどの能力について褒めていただけました。 ただ、これに慢心すること無くこれからも精進していきます。

何より、自分が書いたコードや問題に対する解決方法が評価されるということが、中途半端なことはできないという意識につながり、それがモチベーションになりました。

他にも語り尽くせない程のことを体験し学び、とてもとても濃密な1ヶ月間でした。

本当にお世話になりました。 ありがとうございました。

最後に

報告が遅くなりましたが、ダメ元で送った CfP がなんと採択され、来る9月15日 PyCon JP 2012 で45分間セッションをさせて頂く事になりました。 テーマは VPS に関するものです。

また、 PyCon JP 2012 では今年の初めからスタッフとして微力ながらもお手伝いをさせていただいています。

9月の15日と16日、そして Sprint の17日の計3日間、品川の産業技術大学院大学で行われる PyCon JP 2012 にお越しください><