CORESERVER で Python 2.7.1 を動かした
まずご報告ですが、サーバーを XREA+ から CORESERVER の CORE-MINI プランに移転しました。 年契約だと月当たり+8円で容量3倍超だし、設定できるドメインが50に増えるし、 etc… ということに気づいたので XREA+ の契約が切れるタイミングで移転しました。
しかし、不満なのは、これは日本中のレンタルサーバーに言えることなのですが、 Python 環境が劣悪です。 CORESERVER では未だに Python 2.4.3 が動いています。
そこで、 CORESERVER で Python 2 系の最新バージョンである Python 2.7.1 を入れてやりました。 参考にしたウェブページがこちら。 「ワタシのート:CORESERVER(CORE-MINI)にPython2.6.6を入れた」
作業手順はほとんど変わりませんでした。
#.bashrcを編集
xxx@myy:~> vim .bashrc
#2.4関連のがあり、怖いからコメントアウト 多分俺がvirtual-python入れたときのだと思うけど
#export PYTHONPATH=~/lib/python2.4/site-packages
#export PATH=~/bin:$PATH
export PYTHONPATH=$HOME/local/lib/python2.7/site-packages
export PATH=$HOME/local/bin:$PATH
#ソースいれるsrcディレクトリを作成
xxx@myy:~> mkdir src
#Pythonインストールするlocalディレクトリ作成
xxx@myy:~> mkdir local
#srcディレクトリにPython2.7.1のソースコードを入れ、解凍、インストール
xxx@myy:~> cd src
xxx@myy:~/src> wget http://www.python.org/ftp/python/2.7.1/Python-2.7.1.tar.bz2
xxx@myy:~/src> tar -xvjf Python-2.7.1.tar.bz2
xxx@myy:~/src> cd Python-2.7.1
xxx@myy:~/src/Python-2.7.1> ./configure --prefix=$HOME/local
xxx@myy:~/src/Python-2.7.1> make
xxx@myy:~/src/Python-2.7.1> make install
#参考にしたウェブページではhashlibがなかったそうですが、私の場合は入っていました。 import hashlibが通るかで確認してみてください。
#setuptoolsインストール (easy_install使えるようにするため)
xxx@myy:~/src/Python-2.7.1> cd ../
xxx@myy:~/src> wget http://pypi.python.org/packages/2.7/s/setuptools/setuptools-0.6c11-py2.7.egg
xxx@myy:~/src> sh setuptools-0.6c11-py2.7.egg --prefix=$HOME/local
#CORESERVERやXREAで入ってくれないreadlineをeasy_install使ってインストール
xxx@myy:~/src> easy_install readline
あとは、 python -V 走らせて、
Python 2.7.1
と表示されていれば無事完了。 Python 環境をアップグレードできました。
ちなみに、インストールの段階でものっそい CPU 食います。 1度 make をやり直したせいも有るのでしょうが、 0pt だった使用率が 177pt になっていました。